2019/8/20 気温30度がすずしいと感じる

今日のアリさん

最近観察を始めたアリだが、まだ巣作りしている様子はない。何かきっかけとかがあって巣作りするのだろうか。とりあえず放置。

種類も調べてみたのだがたくさんありすぎてよく分からない。
クロヤマアリかな・・・。

株とか為替とか

昨日の株は世界的に堅調だった。

コモディティでは金が続落、銅は横ばい。原油は続伸している。

為替ではドル指数が続伸、ドル円もドルが買われクロス円は小幅だがやや円が強い感じ。

米債券は全般売られた(金利上昇)。

市場はリスクオフの巻き戻しムードだが、今回(7月FOMC以降)の株価の下落のきっかけはFOMC後のパウエル(Powell)議長のタカ派的な発言(「利下げは中期サイクルにおける調整(midcycle adjustment)」)にある(下記CNBCの記事参照)。

www.cnbc.com

その後、パウエル氏のタカ派的な姿勢とは対照的に米国債の金利は下げ続けている。米国債の10年物及び2年物の金利とその差を図にすると下記の通り(自分で集計・加工したデータを使用)。

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今週はやや反発しているもののまだその状況は変わっていないだろう。国債市場は9月の利下げをすでに100%織り込んでしまっている(FedWatch)。利下げ幅が25bpsか50bpsのどちらになるかだけの問題である。

今週金曜日にはジャクソンホール(Jackson Hole)でパウエル議長の講演が予定されており、注目されるところだ。今回もまた「midcycle adjustment」などと言ってしまったらどうなるか、パウエル氏はご存じだろう。それでもその姿勢を貫くことができるだろうか。それとも市場の催促に屈してしまうのだろうか。

気になったニュース

ボストン連銀総裁のエリック・ローゼングレン(Eric Rosengren)氏は利下げを憂慮しているようだ。
Reutersなどが報じている。

www.reuters.com

主な内容は下記の通り。

「このような状況下で、(利下げをすることで)人々により大きなリスクを取るように促すことは大変危険である」
「(利下げは)次の不況をより悪くし、Fedに残された手段を少なくする」
「グローバルな状況は弱い。緩和を行いたいと思うような状況になるかもしれないことは否定しない。ただ私は現実に経済が減速に向かっているという証拠が見たい」

「(雇用状況はよく、インフレ率も2%に向かっているという兆候が見られることから)米国 の金融及び財政政策はすでに緩和的である」

「(最近見られた逆イールドについて)世界的な弱さを反映したものではあるが、米国の借り入れコストを下げることで解決され る問題ではない」

「(Fedの政策に反対することについて)簡単ではない。コンセンサスによって動く組織であるし、そうあるべきだ。だから合意できないと強く考えるときだけ反対できる」

ローゼングレン氏はエスター・ジョージ(Esther George)氏とともに2019年7月のFOMCにおいて利下げに反対票を投じている(下記リンク先参照)。

 

www.satosatosato.com

 

現在でも利下げには反対なようで、よほどのことがない限り次回9月のFOMCでも利下げに反対するのではないだろうか。

ローゼングレン氏のおっしゃる通り、そもそも利下げの根拠が良くわからないのである。市場に催促されたことだけやるのが中央銀行の仕事ではないだろう。9月に利下げに動くとしたら、パウエル氏はどうローゼングレン氏を説得するのだろうか。

しかし「米国の借り入れコストを下げることで解決される問題ではない」というコメントは暗にトランプ氏の政策を批判している のだろうと思う。あれだけ一方的に批判されれば頭にも来るだろう。

トランプ大統領がまたFedに利下げを要求をしている。

CNBCなどが報じている。

www.cnbc.com

毎度のことだが、ツイッターでの発言である。
主な内容は下記の通り。

「Fedはとんでもなく先見の明が欠けており、100bpsの利下げとおそらくある程度の量的緩和が必要だ」
「我々のドルは非常に強すぎ、世界の他の地域を害している」

あと少なくとも1%利下げするまではこのようなFedに対する攻撃を続ける気なのだろうか。げんなりする・・・。

アルゼンチンがまたデフォルトの危機にある。

下記はCNBCの記事。

www.cnbc.com

アルゼンチンは過去8回もデフォルトに陥っており、またかという感じではあるのだが一応気にはしておくべきだろう。