2019/8/27 晴れ

今日のアリちゃん

今朝もトンネルがちょっと伸びていた。ちゃんと測定したわけではないが今のところ一日当たりアリちゃん1匹分(6~7mmぐらい)ぐらいのスピードで伸びている。意外と遅い。

うちでは市販のゲルを観察に使っているのだが、土を掘るより難しいのだろうか。土とゲルで飼って掘る速度を比べてみても面白いのかもしれない。
観察していると色々な興味が出てきて楽しいものである。

 株とか為替とか

昨日の株はアジアは軟調だったが欧州は堅調、米国も反発した。

コモディティでは金が反落、銅と原油は反発した。

為替ではドル指数(DX)が反発、ドル円でもドルが買われクロス円は全般円が売られた。

米国債は全般売られたが(金利上昇)、また逆イールドになっている。

債券市場は景気後退のシグナルを発信しているが株も為替もそれをあまり信じていないようである。メスター総裁がおっしゃるように債券トレーダーだけが悲観的すぎるだけなのだろうか(昨日の日記で書いた。リンクは下記)。

 

www.satosatosato.com

 

どちらが正しいかは丁寧に今後出てくるデータを見ていくしかないのだろうが、今のところ債権屋さんの方が正しいような気がしている。

金(Gold)価格について

金(Gold)価格の今後について、自分の考えをまとめておきたい。

既にかなり上げてしまっている金価格だが、引っ掛かっていることがあって今のところ様子見している。それは景気後退に陥った時に期待インフレ率がどうなるかである。
期待インフレ率の指標であるブレークイーブンインフレ率(Breakeven Inflation Rate;BEI)と金価格を図にすると下記のようになる(自分で集計・加工したデータを使用)。

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BEIは物価連動国債と普通の国債の利回りの差であり、市場参加者の期待するインフレ率を表していると考えられる。また、インフレは金価格上昇の要因になるといわれている。上図のリーマンショック前後のところを拡大して見ると下記の通り。

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BEIが急落し、それに応じて金もピークから3割程度下落している。一方直近3年ぐらいを見てみると下記の通り。

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BEIは2018年をピークにやや下げているが、金価格はそれと関係なく上がっている。
問題は今後どうなるのかなのだが、もし今後景気後退に陥る場合にはおそらくリーマンショックの時のように期待インフレ率及び金価格は大きく下がるのではないかと考えている。また、個人的には今後数年以内に景気後退に陥る可能性が高いと考えている。

現在BEIは大して下げておらず、金価格もBEIを無視して上昇している。これは市場参加者がまだ景気後退に落ちることをまだ信じていないからであり、もし今後経済の悪化が顕著になればBEIも当然下がるだろうし、金とBEIも相関を取り戻すのではないだろうか。もちろん利下げで景気後退を一時的に回避できる可能性もあるのだろうが、永久に景気後退を避けることなどできないと思っている。

また、インフレ率以外にも、世界中で下がり続ける金利や膨らみ続ける債務なども金投資にとっては追い風になるだろう。

現在金価格は私が乗る前にもう発車してしまっており、完全に乗り遅れてしまった。今後市場が景気後退を信じた時に金の買い場が来るというのは希望的な推測でもあるのだが、今度はちゃんと乗れるように落ちてくるナイフをつかむ準備だけはしておこう。