2019/9/13 くもり

丸刈り

息子が丸刈りにしたいと言ってきた。
出家したいわけではなく、おともだちの数人が丸刈りにしており先生から「坊主部隊」とか呼ばれていて、息子も入隊したいのだそうだ。

仲間に入りたい気持ちは分かるのだが、正直坊主より今の髪型(長め)のほうが似合うと思う。ピアノのコンクールも控えており、衣装にも丸刈りは全然似合わない。

悩む。

株とか為替とか

昨日も株は世界的に堅調だった。
コモディティでは金は横ばい、銅は反発し原油は反落した。
為替ではドル指数先物(DX)が反落、ドル円ではドルが買われクロス円では円が売られた。
米国債は全般売られ(金利上昇)たが、10年-2年の差はやや縮小。
経済指標などでは米CPIや新規失業保険申請件数の発表があり、どちらも良好な数値。また、トルコ共和国中央銀行(CBRT)が利下げを発表した。

https://www.tcmb.gov.tr/wps/wcm/connect/en/tcmb+en

CRBTは7月にも大幅な利下げを行っている。また、ECBも利下げを発表した。

https://www.ecb.europa.eu/press/pr/date/2019/html/ecb.mp190912~08de50b4d2.en.html

金利に変更があったのは中銀預金金利(Deposit facility)で-0.40 %から-0.50%へ引き下げられた。限界貸付金利(Marginal lending facility)と主要金利(Main refinancing operations)は変更なし。また、2018年末で停止されていた資産購入プログラム(asset purchase programme;APP)を再開することを決定した。11月1日からで額は200億ユーロ/月。APPは必要な限り行い続け、利上げを開始する少し前に終了するとしている。

これら政策金利のニュースについては下記記事にまとめる予定。

 

www.satosatosato.com

市場はリスクオンの流れが続いている。
景気減速が顕著な欧州だが、今回の緩和策はどの程度効果を発揮できるだろうか。もともと金利はマイナスだったし、APPも停止していただけで縮小まではできていない。「日本化」の文字がちらつく。まあ利下げの効果が出るのには時間がかかるだろうし、これについては時間をかけて丁寧に経済を観察していくしかないだろう。

また、この決定はFedの政策決定にどう影響するだろうか。欧州とは違い米国の景気は好調である。貿易問題もどうなるかは分からないが今は解決の兆しが見えている。世界各国が利下げを行っており、それが奏功して世界経済の減速は止まるかもしれない。最近好調だった株式市場だが、ECBの決定を好感して堅調を維持している。7月末に利下げを行ってから1か月半しかたっていないのに慌てて9月もまた利下げする根拠など何かあるだろうか。

気になったニュース

昨日の日記で超長期債のことを書いた(下記リンク先参照)。

 

www.satosatosato.com

 

財務長官のスティーブン・ムニューシン(Steven Mnuchin)氏によると来年発行することを検討しているそうである。
CNBCが報じている。

www.cnbc.com

主な内容は下記の通り。
「我々が超長期債(ultra-long bond)と呼んでいる、50年債の発行を考えている。我々はその需要があると考えており、来年真剣に検討することになるだろう」
「個人的にはそれは米国の借り入れ能力を拡大する良いものだと考えている」
「(ECBの利下げ決定などを受けて)たくさんの人々が利回りがマイナスの国外(米国の)の債権を売って米国債を買い始め、それが国債のスプレッドを狭める結果になったとしても驚かないだろう」

昨日トランプ氏が言及したリファイナンス(借り換え)についてのコメントはないのだが、超長期債の目的はリファイナンスと一時は10年-2年の逆イールドまで発生してしまったスプレッドの拡大なのだろう。

昨日は財政収支の発表もあった(下記はReutersの記事)。

jp.reuters.com

年度の累積赤字が1兆ドルを突破。債務は膨らむ一方である。
トランプ大統領としてはこれを低金利と超長期債へのリファイナンスでどうにかしたいとのことなのだろうが、どうにかなるのだろうか・・・。問題の先送りにすぎないし、将来の成長の重しになるだけではないだろうか。

こういうニュースが出てくること自体債務が限界まで膨らんでしまっていることの証左だと思うのだが、市場はあまり気にしていないようである。世界各国で債務が膨らみすぎており、加えて中銀の独立性が軽視されていると思う。こわい。
長期停滞で済むのだろうか。