2019/9/27 晴れ

株とか為替とか

昨日の株はアジア・欧州は堅調だったが米国は軟調。
コモディティでは金は横ばいで銅は反落し原油は小幅に続落。
為替ではドル指数先物(DX)が続伸し、ドル円でもドルが買われたがクロス円はまちまち。
米国債は全般買われた(金利が低下)。
経済指標等ではメキシコ銀行が利下げ(25bps(0.25%))を行った。

www.banxico.org.mx

メキシコ銀行は8月にも利下げを行っているが、今回50bpsの利下げを主張したメンバーもおり当面は利下げする方向のようである。下記リンク先を更新した(米国以外の政策金利まとめ)。

 

www.satosatosato.com

 

米国も先日行われた9月FOMCで利下げを行ったが、それにもかかわらずドル高傾向は継続している。ドル指数先物(DX)、ユーロ/ドル、ドル/円、豪ドル/ドル、ドル/元のチャートは下記の通り(自分で集計・加工したデータを使用。2019/3/1を「1」とする)。

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米国以外の各国中央銀行は多くは当面は利下げするか低金利の状態を保つことを示唆しているにもかかわらず、Fedは今回のFOMCで今後金利をどうするのかはっきりした方向性を示さなかった。当然ドルは買われやすくなるだろう。一方で米国債の金利(3ヵ月物、2年物、10年物)のチャートは下記の通り(自分で集計・加工したデータを使用)。

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こちらはFedの態度がはっきりしないにもかかわらずまだ低下トレンド(債券高トレンド)が継続している。もうFedのことなど気にしていないのだろう。「これまでも市場の顔色をみて政策を決めてきたし、今後もそうするんでしょ」と言っているようだ。まあそうなるのも理解できる。

しかし、問題なのはドル高と金利低下は矛盾した動きであるということだ。おそらくドルを買っている人(あとたぶん株を買っている人も)は、利下げが奏功して経済は回復し今後の米国の金利は上昇すると考えているのだろう。一方債権を買っている人は逆で現状の金利では経済の減速を止められないと判断しているのだろう。

現在FOMC内でメンバー間の意見の隔たりが大きくなっているが、市場もそうなようである。どちらが正しいかはデータを見ていくしかないが、長期的に金利は下がる方向ではないかと思っている。債務が多すぎ、高い金利には耐えられないのではないだろうか。

気になったニュース

色々なコモディティの価格に大きな影響を持つといわれる中国。
CNBCが大豆、銅、鉄鋼、原油について世界全体の消費量のうち中国が占める割合をまとめた記事を書いている(下記)。

www.cnbc.com

 

これによると大豆は約30%、銅は約50%、鉄鋼は約40%、原油は約14%。
銅価格については特に中国の景気に敏感と言われるが、そりゃそうなるだろう。

もう一つ、FOMCメンバーのニュースを一つ記録しておきたい。

・ニール・カシュカリ(Neel Kashkari)氏、ミネアポリス連銀総裁、投票権なし

「私には米国の経済が能力を超えて走っている証拠は見えず、より深い利下げを主張した。金利によって経済を後戻りさせなければならない理由はない」

下記リンク先を更新した(FOMC情報のまとめ)。

www.satosatosato.com