2019/10/9 晴れ

株とか為替とか

昨日の株はアジアは堅調だったが欧州、米国は下落。
コモディティでは金(Gold)が反発、銅と原油はやや売られた。
為替ではドル指数先物(DX)が続伸したがドル円ではドルが売られ、クロス円では円が買われた。
米国債はおおむね買われた(金利が低下)。
ややリスクオフムードだが米中貿易問題のニュースに反応したようだ(下記はCNBCの記事)。

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トランプ政権が中国のいくつかの企業をブラックリストに追加したというもの。市場は木曜から始まる閣僚級会合への影響を懸念したのだろう。昨日の記事でも書いたが貿易戦争は金利が下がるまで終わらないと思っている。一進一退を繰り返しながら、トランプ大統領はずるずると戦争を続けていくだろう。たぶん。

気になったニュース

日記でも何回か書いた短期金融市場の混乱について。

 

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 Fedがバランスシートの拡大を再開するのではとうわさされていたのだが、やはりそうなった。昨日パウエル議長が再開予定であると発言した。
下記はCNBCの記事。

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規模などの詳細については後日説明するとしているが、パウエル氏は「これはQE(quantitative easing;量的緩和)ではない。あらゆる意味でQEではない」「金融政策のスタンスに影響しない」としている。こんなこと言われてもいまさら信じる投資家がいるのだろうか。比較的小規模なものから始めるのだろうが、去年末バランスシート縮小が「自動操縦状態だ」と言った後すぐに縮小停止に急転換したときと同じように、結局はQE再開をやらざるを得なくなるだろう。たぶん。また、流動性不足が心配されるような状況で利上げなどできないだろうし、バランスシートの拡大を続けている間は金利は下方向だろう。政策に影響しないなどとは考えられない。
現状FedWatchでは10月FOMCでの利下げ確率(25bps(0.25%))は約88%。おそらく利下げするのだろうが、Fedはどう言い訳するのだろう。3会合連続の利下げなどもはや「保険的」とはいえないだろう。

あと、FOMCメンバーの発言2つを記録しておきたい。いずれもReutersの記事。

・チャールズ・エバンス(Charles Evans)氏、シカゴ連銀総裁、投票権あり

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「もう一度利下げすればよりインフレを生み出すだろうし、保険にもなるだろう。それは必要不可欠だろうか?確信はない。しかし、この議論は柔軟に考えていく(open minded)」
「もう一度利下げしても気にしないだろう。どちらも考えられる」

・ニール・カシュカリ(Neel Kashkari)氏、ミネアポリス連銀総裁、投票権なし

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「私のメッセージは明白だ。我々は経済を支えるべきでブレーキを掛けるべきでない。今までのところ我々が利下げしていることについては満足だ」
「これ以上何回利下げするべきか?それはまだわからない。」

 FOMCメンバーの発言については下記の記事にまとめてある。

 

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