2020/1/15

FOMCあれこれ 更新

年末年始でメンバーのコメントととかがたまっており更新にえらい手間がかかってしまった(下記リンク先)。

 

www.satosatosato.com

 

多くのメンバーは様子見姿勢。金利をリードしていく気はなさそうだ。
今年は日銀のように存在感が薄くなるのかもしれない。

利上げについては2%を大きく超える水準に長くとどまるようならやるかもしれないが、そんな時が来るのだろうか。
金利が0でQEをやっていた時でさえそうはならなかったのに。
起こるとしたら膨れ上がった債務が問題を起こすとか悪いインフレのイメージしかできない。

一方利下げについてはハト派の代表格のカシュカリ氏などやや前向きな発言をしているメンバーもいる。実際GDPも減速傾向だし最近発表のPMIや雇用統計の内容も良くなかった。データ次第では利下げもあるのかもしれない。しかし利下げするにはいくらなんでも株価が上がり過ぎだろう。貿易問題とかをネタにしてデータを無視して上昇を続けている。今のような株価水準で利下げしたらバブルの形成をさらに促すことになる。今後株価がどうなるか分からないが、今の水準かそれ以上にとどまるならさすがに反対するメンバーも多いだろう。

ということで今年金利がどうなるかはFedが様子見姿勢なので市場次第なのだろうが、株価が好調で金利が現状維持か株価が軟調で金利が下がるかどちらかではないだろうか。上がることは無い気がする。

あとFed絡みでは去年10月に始めた資産購入がどうなるか気になる。資産購入はレポ金利の混乱を収めるために始めたが、カプラン氏はバランスシートのこれ以上の拡大に危惧を示しており、常設レポファシリティー(standing repo facility)を設置する案を示している(下記、Reutersの記事)。

https://www.reuters.com/article/us-usa-fed-kaplan/feds-kaplan-says-rates-appropriate-flags-balance-sheet-concern-idUSKBN1Z82HH

最近のデータを無視するような株価の動きをみると資産購入再開の影響もあるのかもしれない。どうなるだろう。