2020/1/23 雨時々曇り

トランプ大統領のFed批判

Fedが昨年3回目の利下げをして以降それまで続いていたトランプ大統領によるFed批判がやや収まっていた。
が、最近またちょくちょく出るようになってきた。
ダボス会議に出席中のトランプ大統領だが、Fedを批判するコメントをしている。下記はCNBCの記事。

https://www.cnbc.com/2020/01/22/trump-says-gdp-dow-would-be-higher-if-it-werent-for-the-fed.html

利上げが無かったらGDPの成長率は4%ぐらいにいっていただろうなどと発言している。
しかし去年はFedも貿易戦争とかを理由に利下げしたが、現状利下げを正当化するような理由など見当たらない。
少なくとも株価がこんな状態なのに利下げなどあり得ないだろう。
今回のインタビューでは言っていないが、トランプ氏はマイナス金利にしたいと常々言っておられる。
本当にそうさせたいなら何かネタを提供せねばなるまい。
それはどんなものになるだろう。去年同様また貿易戦争だろうか。
ただ、実体経済はそれほど良くない。これ以上悪化するようだとさすがに株価も下げるだろうし、そうなれば正々堂々利下げできる。
今年利下げがあるとしたらこの2パターンな気がするが、いずれにしても株が下げないと無い気がする。

FedWatch(https://www.cmegroup.com/ja/trading/interest-rates/countdown-to-fomc.html)を見ると今月は利下げ予想は0。むしろ利上げ予想(25bps)が12%ほどある。今年中ということだと最大なのは1回の利下げで38%、次が現状維持(33%)、続いて2回(19%)。長期では下方向というのがメインストーリーらしい。

米国債の金利を見ると株価が楽観的なのとは対照的に伸び悩んでいる(下図。自分で集計・加工したデータを使用)。

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市場参加者は金利が上がっていくと信じてはいないようだ。私もだけど。長期金利が大きく上げるとしたら格下げとかの信用不安しかないのではないだろうか。そんなことになったらえらいことだが。