2020/1/28 曇り時々雨

米国債の金利

新型肺炎の影響で市場は相変わらずリスクオフムード。ただ、この間も書いたが株に比較して銅や原油、金利(米国)の低下が激しい(下図、自分で集計、加工したデータを使用)。

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特に金利についてはイールドカーブのフラット化が進んでおり、部分的には逆イールドになってしまっている。10年物と2年物のスプレッドも急速に狭まっている。

今週のFOMCではIOERの引き上げを予想する人もいるようだが、個人的な予想ではあまり意味があるとは思えないし、利上げを連想させるようなことはやらないと思う。フラット化をさらに進める気もするがどうだろう。過去にもFF金利を動かす前にIOERをいじったこともある。引き上げしたらたぶん市場も嫌気するのではなかろうか。

また、これほど金利が下げている理由については、大統領選も関係しているのではという意見もあるようだ(下記はCNBCの記事)。

https://www.cnbc.com/2020/01/27/blackrocks-bond-chief-rieder-sees-yields-dropping-further-amid-risks-from-virus-and-election.html

民主党のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)氏の勢いが増しており、これを市場は警戒しているようだ。健康保険関連銘柄の株価も下げている(下記、CNBCの記事)。

https://www.cnbc.com/2020/01/27/the-stock-market-is-starting-to-worry-about-bernie-sanders.html

サンダース氏については以前にJeffrey Gundlach氏も2020年最大のリスクと言っていた。トランプ氏の当選予想を的中させたGundlach氏だが、今回はどうなるだろう。
あまり興味もないことだが投資家としては気にしていかざるを得ないだろう。新型肺炎はいつかは収束するし一時的な要因。これ以外にも大事なことはたくさんある。