2020/1/31 雨

中央銀行と環境問題

ダボス会議でもやたら環境問題に関する言及が多かったが、昨日FOMC後の記者会見でパウエル議長も環境問題について質問を受けている(下記はReutersの記事)。

https://www.reuters.com/article/us-usa-fed-climatechange/fed-has-a-role-in-combating-climate-change-risk-powell-says-idUSKBN1ZT031

FedがNetwork for Greening the Financial System(NGFS;気候変動リスク等に係る金融当局ネットワーク)に参加しないのはなぜかと質問を受け、「We’ve been looking at joining in one form or another ... we probably will do that at some point」と回答、将来的に参加する見込みであることを示した。

NGFSについては存在するのも知らなかった。パウエル議長は以前議会で気候変動を考慮しているかと問われ、「それはFedというよりは主に政府当局の仕事」と返答している(下記、CNBCの記事)。

https://www.cnbc.com/2019/11/13/fed-chair-powell-5-most-important-topics-for-capitol-hill-appearance.html

これは去年の11月の話。あまり時間がたっていないが、今回は前向きな姿勢。何かあったのだろうか。

この流れはなんなのだろう。ECBのラガルド総裁も中央銀行が環境問題を考慮すべきといっている。
投資家として気にしなくてはならないことなのかどうか。
NGFSなど聞いたこともなかった。調べた方がいいのかな。
なんだかめんどくさい話だ。

2019 4Q 米国GDP

昨日は米国第4四半期のGDPが公表された。
中身を見てみると(前年同期比の話。)、

・個人消費支出は横ばい
・民間国内投資が大きく減少
・住宅投資は大幅増
・輸出も減少しているが、輸入がそれ以上に大幅減少
・政府支出増加
・コアPCEは相変わらず横ばい
・可処分所得の減少傾向継続
・貯蓄率高止まり

こんな感じ。
個人消費は相変わらず堅調だが設備投資の減速が止まっておらず、足を引っ張っている。全体として成長率は3Qより増加しているが政府支出と輸入の減少によるところが大きい。
可処分所得が上がってこず、貯蓄率も下げない。ここが変わらないと個人消費もこれ以上は上がらないだろうが、たぶん無理だろう。もうずっとこんな感じだ。
住宅投資も利下げの影響で増加したのだろうが、Fedもしばらく利下げはしないだろう。
頼みの綱は政府支出と貿易。そんな内容。