2020/2/11 晴れ;ニューハンプシャー予備選(New Hampshire primary)、バーニー・サンダース(Bernie Sanders)氏、 ジェローム・パウエル(Jerome Powell)議長 議会証言

ニューハンプシャー予備選(New Hampshire primary)

アイオワ州党員集会(Iowa caucuses)はrecanvassが要求されるなど今だにもめていて結果が確定していない。
もうほっとこう。

昨日はニューハンプシャー予備選(New Hampshire primary)があった。直前の調査ではバーニー・サンダース(Bernie Sanders)氏が僅差で首位、ピート・ブティジェッジ(Pete Buttigieg)氏が2位だったようだ。
書いている時点の途中経過ではサンダース氏が優勢。
Googleで「new hampshire primary」で検索すると途中経過がライブで見れた。

一部の人に市場にとって今年最大のリスクとも言われてしまっているサンダース氏。今までのところサンダース氏関連のニュースに保険関連株以外はあまり反応しているようには思われない。
ここまでの結果は想定内の範囲ということだろう。

氏が今後市場が腰を抜かすほど躍進できるかどうか。
現状米国の景気はいい。2011年のウォール街選挙運動が起きたころは失業率が9%程度と高かったが、現在は3.6%と歴史的な低水準にある。富裕層が富を独占している状況は相変わらずだが、良好な景気が目くらましとなり資本家や富裕層への批判が高まっている状況であるようには感じない。
それにもかかわらず躍進しているサンダース氏。力のある人なのだろう。
極端な政策が多いが、どこまでやれるのか見てみたい。


ジェローム・パウエル(Jerome Powell)議長 議会証言

昨日はパウエル議長の議会証言があった(下記記事(Reuters、CNBC、NY times))。

https://www.reuters.com/article/us-usa-fed-powell/feds-powell-says-economy-in-good-place-warns-on-coronavirus-idUSKBN2050HO
https://www.cnbc.com/2020/02/11/powell-testimony-fed-is-closely-monitoring-coronavirus-for-impact.html
https://www.nytimes.com/2020/02/11/business/economy/jerome-powell-federal-reserve-coronavirus.html

概要は下記のような感じ。

「コロナウィルスの出現について、中国及び他国の経済に深刻な影響が出るか注視している。(どの程度の影響が出るかについては)判断するには早すぎる」
「貿易問題に関して不確実性は減ったが、見通しにリスクは残っている」
「米経済は良好な状態にある。経済の拡大が継続しないとする根拠はない」
「入ってくる情報がこの見通しと大きく相違しなければ、現状の金融政策は適切であり続けるだろう」
「現状の低金利の環境は景気後退に陥った際に経済を支援するのに十分な利下げを行うための中央銀行の能力を制限するかもしれない」
「より持続可能な連邦予算は、長期にわたる経済成長を支援することができるだろう」
「(いわゆるQE4(QE lite)について)購入ペースを減らし、われわれの責務に必要な需要に沿ってバランスシートが拡大するようにするつもりだ」

QE4については1月FOMCの時と同様の考えのようだ。また、景気後退に備えて金利を上げたいことを匂わせており、前回FOMC同様ややタカ派的な印象を受ける。
株式市場も議会証言を受けて下げていたようだ(下記、Reutersの記事)。

https://jp.reuters.com/article/usa-fed-powell-trump-idJPKBN2052K8

トランプ大統領がツイッターで、

(下記、記事からの引用)
「ダウは125ドル上昇し、一段高となる勢いだったが、例のごとくジェローム・パウエル氏がしゃべり始めてからは着実に下落し、今は15ドル安になっている」「ドイツや他の国は資金を借りるのに利子をもらっている。米国は最盛期にあるが、フェデラルファンド(FF)金利は高過ぎ、ドルは輸出にとって有利ではない」

とFedを批判。QE4終了についても何か言ってくるかとも思ったが、知る限りではコメントはないようだ。