2020/2/14 曇り;ドル高、ユーロ安、QE4(QE lite)終了へ

ドル高と良くわからないユーロ安

最近ドル高が急速に進んでいる(下図、自分で集計・加工したデータを使用)。

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他の通貨でもドル高傾向だが、特に対ユーロで目立つ。
でもユーロ安は対ドルだけでない(下図、自分で集計・加工したデータを使用)。

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円、ポンド、スイスフランなどに対しても売られている。

まずドル高についてだが、各国中銀の利下げが続いており最近でもメキシコ、ブラジルやロシアなどが利下げを行っている。
一方のFedは利下げを一旦停止(現状維持)しており、ドル高になりやすい環境ではある。
また、雇用は相変わらずいいし、業況とかも改善している。
ドル高になるのは分からなくもない。

一方ユーロ。ECBは昨年9月に利下げと資産購入再開を決定しているが、かなり時間がたっている話。
また、最近のユーロ圏の鉱工業生産とか小売の数字は悪かったが、特に対ドルでそこまで売られるような話でもない気がする。
報道などではキャリートレード再開によるものではないかとする意見もあるようだ。最近の楽観的な株式市場を見ているとそれもそうかなとは思うのだが、じゃあ金利が同程度かそれ以下でしかも安全資産の代表格の円とかスイスフランに対しても売られているのはなんなのとも思う。
リスクオンにも見えるしリスクオフにも見える。

最近の急激なユーロ安の原因は良くわからないが、ただでさえドル高が進んでいる状況である。
これ以上ユーロ安が進むとトランプ大統領が何かしてくる可能性もあるのではないだろうか。
大統領選が近づいてきているせいかここの所おとなしいけど。

QE4(QE lite)終了へ着々と進行

パウエル議長は1月FOMC後の記者会見や先日の議会証言でQE4終了を示唆している(下記記事)。

 

www.satosatosato.com

 

 

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昨日NY連銀がレポオペの上限額引き下げを決定した(下記、ロイターの記事)。

https://jp.reuters.com/article/usa-fed-repo-idJPKBN20730Z

地味なニュースだが、着々とQE4終了へ進んでいる。