2020/3/5 雨時々雪;今回の株価下落はバーニー・サンダース(Bernie Sanders)氏にはマイナスらしい

株価とバーニー・サンダース(Bernie Sanders)氏

以前から気にしているサンダース氏と株価の関係について。
サンダース氏が株式市場にとって脅威なのは明らかだろうが、株価の下落はサンダース氏にとってプラスに働くかのかどうか。

先週末のサウスカロライナ州予備選挙(South Carolina primary)でバイデン氏が圧勝したことから、むしろマイナスなのではと考え始めていた(下記記事参照)。

 

www.satosatosato.com

 

で、昨日のスーパーチューズデー(Super Tuesday)。事前調査からはサンダース氏が優勢かと思われたが、実際にはジョー・バイデン(Joe Biden)氏が優勢な結果となった。
加えて、RealClearPoliticsを見てみると、2/23日当たりからバイデン氏の支持率が急上昇しており、サンダース氏は下落している(下記サイト参照)。

https://www.realclearpolitics.com/epolls/2020/president/us/2020_democratic_presidential_nomination-6730.html

これは米国株が本格的に売られ始めた時期と一致する。
今回のSuper Tuesdayの結果は予備選から撤退したピート・ブティジェッジ(Pete Buttigieg)氏らがバイデン氏支持に回ったことも大きいのだろう。
しかし、上記サイトで見ると例えばYouGovが3/1 - 3/3に行った調査ではブティジエッジ氏を候補に含んでいるにも関わらずバイデン氏の支持率がサンダース氏を上回っている。このような調査結果は2月中にはほとんどない。

これらのことは今回のような株価の下落はサンダース氏にとってはマイナスであることを示しているのではないだろうか。
原因はよくわからないが、たぶん今回のように大きく株価が下落すると将来への不安感から有権者が守りの姿勢になるからではないだろうか。
サンダース氏の政策は攻めすぎている。比較的無難な中道派に支持が流れるのも無理はない。

ともあれ、サンダース氏はかなり厳しい状況になってしまった。
昨日はマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)氏が撤退し、バイデン氏支持に回ることを表明した。

https://jp.reuters.com/article/usa-election-bloomberg-idJPKBN20R2EE

一方サンダース氏と同じ急進派のエリザベス・ウォ-レン(Elizabeth Warren)氏は、地元であるマサチューセッツ州で3位に終わるなど散々な結果だったにもかかわらずまだ撤退を表明していない(知る限り)。
撤退してサンダース氏支持に回ってくれないかな、ウォーレン氏。早い段階でそうしてくれないと共倒れになってしまいそう。

まあFedも焦って50bpsも利下げしたし、時期が来れば株価は少なくとも短期的には上昇する可能性が高いだろう。
それどころか行き過ぎた利下げでバブル化する可能性だってあると思っている。
そうなればサンダース氏にとっては有利だろう。たぶん。