2020/4/3 晴れ;原油価格下落問題・サウジ、ロシア、アメリカが減産に合意か

どうなる原油価格

長期的には価格は戻すだろうと考えている原油価格について(下記日記参照)。

 

www.satosatosato.com

 

どこまで戻すかはロシア、サウジ、アメリカ等による交渉次第だろうと考えているが、昨日少し進展があったようなので記録しておきたい(以下、下記のCNBC及びReutersの記事を参考にした)。

https://www.cnbc.com/2020/04/02/trump-seen-as-moderator-in-world-oil-talks-as-he-prepares-to-meet-us-oil-ceos-over-price-collapse.html

https://www.cnbc.com/2020/04/02/trump-tells-cnbc-he-spoke-to-putin-mbs-and-expects-saudis-russia-to-announce-10-million-barrel-cut.html

https://jp.reuters.com/article/global-oil-usa-idJPKBN21K2RH

まず、トランプ大統領が大事なことなのに相変わらずTwitterで下記のように言っている(Twitterから引用)。

「Just spoke to my friend MBS (Crown Prince) of Saudi Arabia, who spoke with President Putin of Russia, & I expect & hope that they will be cutting back approximately 10 Million Barrels, and maybe substantially more which, if it happens, will be GREAT for the oil & gas industry!」
「.....Could be as high as 15 Million Barrels. Good (GREAT) news for everyone!」

トランプ大統領は「ロシアとサウジ」が「1000~1500万バレル」減産すると「expect & hope」するというもの。
「ロシアとサウジ」が決めることを「米国大統領」が先に言ってしまっている上に、自国がどうするつもりなのか全く言っていない・・・。大丈夫なのだろうか。
量についても多分日量だろうが明示されていない。

価格戦争の引き金を引いたのはロシアとサウジだし、アメリカが無事で済む条件で彼らだけ減産に合意するのはあり得ないだろう。
たぶんアメリカも減産など何らかの相応な負担を負うのだろうけど、何も触れられていない。

また、これとは別にサウジがOPEC+の緊急会合を要請した。サウジの国営メディアが報じているので本当だと思うが、まだ要請しただけで日程も開催されるかどうかも不明。続報を待ちたい。

これら一連の報道を受けて原油先物価格はとりあえずは上昇している。
まあ今は需要が壊滅的に無いだろうし、本格的に上げるのは新型コロナウィルスが収まる兆しが見えてからだろうが。

まだ未確定な部分が多いが、今回の件で将来的にシェール企業のシェアが減る可能性が高まったとは思う。
もう倒産も出始めているが、彼らの未来は明るくないかもしれない。特に財務状況が悪いとこは。
まあゾンビとして生きながらえるよりは、長期的な視点からは経済全体にとっては良いことだろう。

過去シェール企業の台頭により、原油価格は大きく下落した。
とりあえず$40/バレルぐらいまでは戻すかなとは思っていたが、シェール企業のシェアが減少する可能性を考慮すると価格はもっと上を目指すと考えるのが妥当だろう。